【CSレポート】第8回kinta CS(個人戦)開催の感想など
こんにちは。
先日第8回kinta CSを開かせていただきましたので、いつも通り大会を通じての感想文のようなものを綴ります。
環境考察などは是非各自でしていただけると幸いです。
本大会における問題と改善策
デッキ分布等の前に、本大会において発生した運営に関する問題と改善策をお話しします。
①マッチングのミス
今回、スマホのアプリを用いてスイスドローのマッチングを行おうとしたのですが、アプリの動作が悪く(常に同じ人を不戦勝にしようとする、大会にこられなかった人を棄権にしてもマッチングに出る等)、予選2回戦以降は手動でマッチングを行っておりました。
結果として、予選最終戦にてマッチングがおかしいと指摘があり、確認したところ本来あるべきマッチングではないものになっておりました。
参加者からの指摘により問題を未然に防ぐことができましたが、大会の進行を遅らせるとともに、参加者の皆様に席の移動をお願いする等、ご迷惑をおかけする形となりました。
今後の改善策として、参加者に勝敗の記入をお願いするアプリ等を導入し、確実なマッチングを行うように致します。
②大会行程が全て終了することができなかった点
本日のkinta CS終了しました!
— kinta CS (@kinta_cs) 2021年12月4日
決勝トーナメントは2つ同時進行しましたが、会場の都合上決勝トーナメントが全て出来なかったため、ベスト4以上を同率入賞という形で終了させていただきました。
ご了承頂いた参加者の皆様には深くお礼申し上げます。
本大会Twitterでもツイートしましたが、今回大会進行が遅くなり、会場、時間の都合上全ての行程を終了することが出来ませんでした。
ダイス等で順位を決めることは競技性に反すると考え、結果2つのトーナメントでベスト4に残った8名を同率4位で入賞とし、大会を終了致しました。
ご了承頂いた参加者の方々には深くお礼すると共に、今後はこういったことがないよう、大会が円滑にすすむようスケジュールの見直しや、場合によってET、EDにおける時間制限のルールを設けるなどしたいと思います。
本大会に参加頂いた皆様、ご協力頂いた方々には再度深くお礼申し上げます。
デッキ分布
では、本大会のデッキ分布です。
第8回kinta CS(個人戦)
— kinta CS (@kinta_cs) 2021年12月4日
本日のデッキ分布です。 pic.twitter.com/SG8Br1MeTE
第8回kinta CS(個人戦)
デッキ分布
ふわんだりぃず 8
幻影 6
エルドリッチ 5
天威勇者 4
デスピア 4
プランキッズ 3
相剣 2
イビルツイン 2
以下分布1
マドルチェ
サンドラ
モリンフェン
コードトーカー
ドラゴンメイド
エンディミオン
マシンナーズ
壊獣カグヤ
鉄獣
ドライトロン
アダマシア
蟲惑魔
夢魔鏡
ダイナミスト
アルバス
マリンセス
シャドール
ガイア
代行天使
転生
閃刀姫
分布1のデッキが多い一方で、しっかりと新弾の影響が出ていたり、環境トップ層がしっかりと分布を広げている印象です。
中でもふわんだりぃずがトップシェアなのは驚きなのとともに、ミラー戦がめちゃくちゃ難しいことからより高度なプレイング、メタを考えなければならないのかなと感じました。
僕はふわんだりぃずエアプなので深くはわかりませんが…ミラー戦をした方々、どうでしょうか?
エルドリッチが着々と分布を広げているのも印象的です。
システムの永続罠を複数積むことができ、継続的なリソースを稼ぐ手段があることから、罠デッキの中ではデスフェニ等にいくらか対抗できるデッキと考えます。
しかしやはり勇者ギミックが強力であり、ドラコバックに対してやや厳しい気がします。
新弾の影響としてはやはりデスピア、アルバスデッキが台頭してきました。
新たなデッキ融合である烙印融合1枚で妨害、継続的なリソース、というかミラジェイドが強すぎる気がします。
個人的には手数の増えるパッチワーク採用型が好みでした。今後も要注目のデッキです。
入賞デッキ
第8回kinta CS(個人戦)
— kinta CS (@kinta_cs) 2021年12月4日
時間の都合上、2つのトナメのベスト4(8名)まで確定し、同率入賞となりました。
ご了承いただいた参加者の皆様には深くお礼申し上げます。
入賞デッキは以下の通りです。
幻影勇者 2名
烙印アルバス
天威勇者
ふわんだりぃず
壊獣カグヤ
烙印デスピア
ドライトロン
冒頭でも述べましたが、今回全ての行程を終了できなかったため、以下のデッキが同率入賞という形となりました。
幻影勇者 2名
烙印アルバス
天威勇者
ふわんだりぃず
壊獣カグヤ
烙印デスピア
ドライトロン
個人的注目デッキ
今回55名の個人戦ということもあり、多様なデッキがありました。
トナメ進出や勝率云々に関わらず、個人的に好みだったデッキをいくつかピックアップしたいと思います。
①雪花壊獣カグヤ
本大会の入賞デッキであり、全国的にも最近シェアを広げているデッキです。
昔の壊獣カグヤとはかなり異なり、壊獣とカグヤのバウンスで盤面を荒らし続けるデッキというよりは、レベル8で除去手段があり特殊召喚できるモンスターで後手から盤面を崩壊させてキルを狙うデッキになっています。
デスフェニに壊獣でマウントもとれる上、ヌメロンドラゴンによる後攻ワンキルやアーゼウスによる妨害を敷くこともでき、手札誘発も大量に投入できるため今アツイデッキかもしれないです。
②マシンナーズ
兼ねてから興味あるデッキだったんですが、実際にCSで見られてとても良かったです。
マシンナーズ・カーネルも非常に強力な妨害であり、ルインフォースは大抵のモンスターを倒せる4200打点、スキルドレインや激流葬等強力な罠を積むこともできる非常に魅力的なデッキでした。
ただやはり足が遅く、再編成やギアフレーム、アンクラスペア等アクセス手段はあるものの…といった印象も受けます。
それからやはり勇者ギミックのドラコバック。
カーネルを誘発させない除去手段として強力であり、マシンナーズを今組むなら対策したいところです。
③マリンセス
僕はブルータンが出た頃からずっと組んでいて、その頃は一見強いのに罠にアクセス出来ないギャグみたいなデッキでした。僕は大好きで工夫してずっと使ってたんですが。
深淵のデュエリスト編で大幅強化が登場し、マリンセスネームは全て実質一枚初動となる他、罠へのアクセスが可能になったことに加え、前盤面での妨害手段も得たことで環境デッキの可能性を持っています。
先攻での安定性は高く墓地回収手段の豊富さ等から継続的なリソースと妨害手段を持ち合わせています。
しかし相手盤面の除去手段が少なく、マリンセスネームでいえばアルゴノートのバウンス、それ以外でいえばステルスクラーゲン等を使用する形になります。
構築やプレイングが求められる印象はありますが、強力なデッキになったことには違いないので、今後も注目のテーマです。
④夢魔鏡ゴーストリック
実はめちゃくちゃな新規をもらっていた夢魔鏡。
レベル3が並ぶことを生かしてゴーストリックアルカードから駄天使を重ね、ゴーストリック・ショットをサーチすることで未来龍皇を目指す構築に見えました。
非常に面白いデッキだと感じたので、今後にも期待したいです。
⑤ガイア
僕のYouTubeチャンネルのkinta channelでも対戦動画を出したことがあります。
後手からの性能は高く、妨害も敷ける良テーマです。
融合テーマは現在追い風なので、今後どうなるか期待したいところです。
本大会を通じて
まず、参加してくださった皆様、本当にありがとうございます。
また参加したい、今回がCS初めてだったといった声も聞けてとても嬉しく思います。
kinta CSが競技性のある遊戯王のきっかけになれば幸いです。
本大会では私自身の運営に改善点が見られ、今後の運営に生かしていきたいと考えています。
参加しやすい大会を目指していくためにも、円滑な運営が出来るよう尽力して参ります。
また、イザジンページが一部分かりにくい点があり、いくらか質問をいただきました。
そちらについても今後わかりやすくしていきます。
以降の開催予定は以下の通りです。
1/23(日) 3人チーム戦@中央区
1/29(土) 個人戦@中央区
2/11(金・祝) 3人チーム戦@中央区
2/12(土) 2人チーム戦@中央区
近日中にイザジンを出しますので、よろしくお願いします。
イザジンを出しましたらTwitterで告知致しますので、フォローしていただければ幸いです。
CSの動画卓の映像は以下のYouTubeチャンネルで公開しております。
是非ともチャンネル登録をお願いします。
また、私個人もYouTubeをやってます。
是非チャンネル登録をお願いします。
kinta channel
終わりマン