こんにちは。
先日第27回kinta CS(2人チーム戦)を開催いたしましたので、その感想文を書いていきます。
いつも通りただの感想文なので、価値のある文章ではないですが、読んでいただけると嬉しいです。
はじめに(自己紹介)
私kintaは福岡で遊戯王をしている傍ら、kinta channelというYouTubeチャンネルを運営しております。
是非チャンネル登録していただけると嬉しいです。
また、月1程度で福岡市でkinta CSという非公認大会を開催しております。
こちらも一部対戦を撮影しYouTubeにて公開しておりますので、是非チャンネル登録いただけると嬉しいです。
デッキ分布
第27回kinta CS(2人チーム戦)
— kinta CS (@kinta_cs) 2023年7月1日
参加11チーム(22名)
デッキ分布
サンダードラゴン 3
ティアラメンツ 3
R-ACE 3
御巫 2
ラビュリンス 2
烙印 2
以下分布1
キマイラ
儀式ドラグマ
サイバースGS
転生炎獣
神碑
六花
ピュアリィ#kintaCS
当日のデッキ分布です。
今回参加チームが普段より少なく、また新制限一発目ということもあり分布は散っています。
目を引くのはサンダードラゴンの分布3ですね。
先日九州のエリア代表でもサンダードラゴンが優勝したことで、その波が来ているのかと思います。
入賞デッキ
第27回kinta CS(2人チーム戦)
— kinta CS (@kinta_cs) 2023年7月1日
優勝 るんるんりおん
【ラビュリンス】【神碑】
準優勝 テンペスト
【御巫】【御巫】
ベスト4 細客
【サイバースGS】【ピュアリィ】
ベスト4 3と5
【烙印】【R-ACE】
デッキレシピ続きます
入賞デッキです。おめでとうございます!
神碑は泉が制限カードになったにも関わらず優勝という、スペックの高さを感じますね…。
先日私も対戦させていただいたのですが、泉のリソース回復を大きく狙っていくのはあくまでサブプラン程度であり、罠とルーン速攻魔法で妨害を続け、ロングゲームで勝つのは変わらないことから戦えるのは当然なのかもしれません。
もちろんきつそうではありますが…。
ラビュリンスは特に規制もなく、デッキの特性上環境に合わせて様々なプランを立てられるのがかなり強そうでした。
家具から罠にアクセスでき、そこから通常罠に確実に触れることができるため、従来の罠ビート概念よりも展開速度は早い印象です。
準優勝の御巫は決して環境上位というわけではなく、線も細めなデッキですが、盤面をロックしたり装備魔法で妨害をしたり、御巫の共通効果から突然のワンキルもできるのでやれることの幅は思った以上に広い印象でした。
今回準優勝のお二人はデッキは同じ御巫ですが、プランはかなり異なっていたので、後で細かくは書きたいと思います。
個人的注目デッキ
では個人的注目デッキの紹介です。
あくまで私自身が面白いと感じたデッキで、これに選ばれたからといって何か賞品がでるわけでもないので、好きなデッキを使っていただいていいですよ。
・サンダードラゴン
まずは今回の分布トップの一つですね。
今回の構築は従来の深淵の獣ギミックに加え、シンクロンを採用しかなり展開力を増強させた構築になっています。
増殖するGに対しても超雷の存在から受けが良く、後手も大型が並びやすいので突破力も高いのは従来からの魅力ですが、それに加えシンクロギミックから盤面制圧力も高くなったこと、手数がかなり増したのは強力でした。
とはいえ安定感の向上には限界があるようで、上級を多く抱える特性上事故も有り得るのは懸念点ですね…。
・サイバースGS
今回の入賞デッキの一つです。
サイバース特有の展開力の高さとギミックアクセスの高さから安定感もあり、動きも非常に面白かったです。
サイバースの売りの一つであった斬機サーキュラーが制限になったことから今回の構築では斬機ギミックを排除し、代わりに無制限カードとなった転生炎獣ガゼル&スピニーのギミックを採用していました。
スロットの広さから手札誘発を多く採用し、ヒートソウルのドローも強く使える構築でとても魅力的です。
・儀式ドラグマ
天底の使徒が無制限となり、安定感の増したデッキ。
アルバスナイトだけでなく、ネクロスギミックを採用しクラウソラスやユニコールで妨害をし、またトリシューラのネクロス等もいるため突破力もありました。
アルバスナイトが相手のEXデッキにも干渉するため、アーゼウス等の制限カードや、展開用のカードを抜くことができるのもいいですね…。
また今回、大神祇官を採用されていたのですが、参加者の他にも宣告者の神巫で落とす用のカードを採用されている方もおり、運用がやや難しい対面もあり、ドラグマが出た当初を思い出しましたね…。
・六花
サンアバロンも搭載したいわゆる六花サンアバロンでしたが、六花来々がとにかく強そうでした。
書いてあることめちゃくちゃ強いですね…。
展開力も高い一方で、来来の存在から手札によっては増殖するGへの受けも悪くなさそうなのも魅力的です。
また、六花のひとひらが毎ターンリソースになるのも非常に良いですね…。
キルをとるのが少し遅いのがややネックですが、それでも先後ある程度戦える印象でした。
・キマイラ
新種族である幻想魔族という種族をもったテーマ。
1枚初動でかつ再現性の高いデッキとなっており、先攻はキマイラのハンデスとミラーソードナイトやコーンフィールドコアトルによる妨害、またキマイラフュージョンでガーディアンキマイラを出したりマグナムザリリーパー、ドラゴスタペリアを出すなどで多様な妨害が敷けるのは魅力的です。
後攻でも豊富なスロットで手札誘発を多く採用できるのと、やはりガーディアンキマイラの存在からかなり戦える印象ですね。
個人的にはセンサー万別を採用出来たり、バフォメットでサーチ可能かつキマイラの墓地効果で蘇生可能な王虎ワンフーを採用出来たりするのはめちゃくちゃ魅力的です。
ただ1枚初動デッキの難点であるドロール&ロックバードが重いことや、毎ターンリソースを稼げるが循環するわけではないため、リソースが突然切れてしまうことがあるので、サイドチェンジ後のプレイは色々と考えることが増えそうな印象です。
・御巫
今回の準優勝デッキです。
チームの両名とも御巫でしたが、デッキ内容がやや異なるためそれぞれのデッキについて触れておきます。
一つは純構築で、永続カードで盤面をロックしつつ、御巫共通効果でワンキルを狙う形ですね。
カイザーコロシアムとセンサー万別がかなり強く、これが引ければ先攻はかなりのロック性能となります。
もう一つは天底の使徒を採用しドラグマギミックを追加した形です。
こちらは構築上魔法使いが並ぶためセンサーやカイザーコロシアムは使えませんが、ドラグマギミックが妨害と打点を兼ね備えています。
先述の儀式ドラグマでも採用されていましたが、こちらもアルバ・ゾアが採用されており、この大味な効果は見てて気持ちがいいですね…。
御巫そのもののお話をすると、御巫かみくらべによって愚鈍の斧を装備することで相手モンスターの効果を無効にしつつ、打点も上がるため御巫共通の効果でワンキルを狙うことが可能になるというギミックがめちゃくちゃオシャレでした。
また、アラベスクの存在から後手の力もあり、その他装備魔法もしっかり有用な効果を持っているため、見た目に反して意外と妨害がある、というような印象です。
線の細いデッキの場合はこれだけでも苦戦を強いられそうですが、逆に展開力の高いデッキや、アドバンテージを作る能力の高いデッキと対面した場合は妨害が間に合わないこともあり得るのは難しいところですね…。
多くなってしまいました…今回はここまで!
環境初期ということもあり、多種多様なデッキがあって私もめちゃくちゃ楽しませていただきました。
新弾も控えているので、今後の大会も楽しみです。
今後の予定
最後に宣伝です。
7/29(土)にすじさんが主催するすじCSに協賛する形で、すじCS with kinta CSを開催します。
一部動画卓を設けさせていただき、そちらの対戦映像はkinta CSのYouTubeアカウントで公開予定です。
こちらは私もプレイヤーとして参加させていただきますので、是非よろしくお願いします。
また、8/27には第28回kinta CS(個人戦)を開催します。
こちらは7/30から受付開始する予定です。
開催可否と賞品の選定に影響しますので、是非お早めにご登録いただけると嬉しいです。
個人的な話ですが、7月のはっちCS、8月の酒都CS等、福岡県外の大会にも参加させていただく予定で、非常に楽しみです。
今後は関東の大会にも参加させていただく機会が増えそうなので、その際はよろしくお願いします。
それでは今回はここまで。
終わりマン