kintaです

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第5回kinta CSを開催した感想など

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こちらの感想記事です

 

 

 

 

こんにちは。

 

先日第5回kinta CSを開催致しました。
今回も大会を通じての感想記事になります。

 

まずは、大会に来てくださった皆様に深く感謝致します。
参加上限が40人に対して、大会前日の朝まで20人弱しかおらず、少し不安を感じていたのですが、結果として当日枠の参加もあり30名での開催となりました。

 

ただ、今回会場が熱気がこもりやすく、暑くなってしまったことは本当に申し訳なく思います。
施設の他の部屋ではそのようなことはなかったため、今後CSを開く際は単純な収容人数だけでなく、環境面にも留意したいと思います。

 

デッキ分布

 
今回のデッキ分布です。
相も変わらず分布は幅広いです。

 

7月は福岡で他のCSもいくらか予定されており、大会自体の数が増えてきたため、今まで大会ではあまり使ってこなかったデッキを持ってきた方もいらっしゃいました。

 

今回特筆すべき分布はこちらです。

 

・ドラゴンメイド

 

後述しますが、今回分布のどちらも決勝トーナメントに進出しており、今後も一定数分布が予想されます。
対戦を見ていて感じるのは決してパワーが高いデッキではなく、ワンキルに持ち込みやすいデッキには不利な印象です。
また、事故の少ないデッキとも言い難いと思います。

ですが、刺さるメタも多くなく、また一度デッキが回り始めると着実にアドバンテージを稼いでいけるため、本当に面白いデッキだと感じました。


・クラゲシャーク

 

分布ツイートでは文字数の都合上クラゲと書いてますがクラゲシャーク等と呼ばれてますね。
カッターシャーク、鰤っ子姫の一枚初動があり、そこにうららを打たれてもサイレンスシーネットルやサイレントアングラーの貫通札もあり、かなり安定した動きが可能に感じます。
また、ニビルやGもそこまで重くなくメタというメタも少ないのが特徴的です。
デッキパワーはそこまで高くないもののテーマ内で妨害を持っており、安定性とスロットの豊富さもあるため今後も注目のテーマと言えます。

 

また、個人的に気になったデッキはこちらです。


・インフェルニティ

 

僕はそこまで詳しい方ではないのですが、ここ最近の大会環境でお見かけしたのは珍しいのではないでしょうか。
よくソリティア動画などでは見ますが。

 

実際デッキとして完成できているのはとてもすごいと感じましたし、実際の動きを見させていただくと芸術的と感じました。

 

ただ一方で、ニビルの存在や手札誘発豊富な環境、そして手札を0にしなければならないという特性上相手の妨害に打たれ弱い印象を受けました。
また、罠ガン伏せには以外と弱く、ターンが返ってきたあとのドローをした瞬間に0妨害になる瞬間や、バリアが打てる状態でもカウンター罠で返されるといった場面が見受けられました。

もちろん展開系のデッキの中でも「展開できれば理論上最強」デッキと言えますので、また見ることができれば嬉しいなと思います。


・ダイナミスト

今回私の推しデッキです。
こちらを使用された川雨さんという方は、ずっとダイナミストを使用し続けており、とても練度の高い方です(対戦中もとても楽しそうにされていてそちらも好印象です)。

 

また、こちらは川雨さんによるダイナミストの紹介記事になります。

 

 

note.com

 

 

Pテーマにもかかわらず自身で特殊召喚効果を持つモンスター群により、P召喚前にエレクトラム等を立てることでリンク先を確保出来たり、
ダイナミストチャージによって持続的にモンスターを確保したり、ダイナミストハウリングによって継続的な妨害を行うことが可能なため、Pテーマのなかでもやや異質な存在と言えます。

 

また、水属性機械族、レベルは4と5のモンスター群ということから、バハムートシャークやサイバードラゴンインフィニティをたてることもできます。

 

ここまでかなり強そうに書きましたが(もちろん強いんですけど)、Pテーマかつ永続魔法罠を使用するテーマということでバック除去にとても弱く、
またエクシーズによって妨害を作るということはその後のリソースを減らすことにも繋がります。

あとチャージとハウリングは基本的にサーチできない。何故。

 

なによりレベルが統一されたテーマではないので、噛み合わせが悪いとエクシーズできない状況も生まれます(リンクによってある程度カバーできますが)。

 

僕が個人的に気に入ってるだけなので、今後大注目のテーマ!ということではないんですけど、現在の環境だとしっかりと闘える良テーマだと思います。今後も期待です。

 


決勝トーナメント分布

 

 


まず、ドラゴンメイドがどちらも上がっているのが特徴的です。

 

分布がこれだけバラけていると、どのデッキでも勝ち上がれるという期待もありますが、やはりサイドデッキに頭を悩ませますね…。

 

また今回は比較的展開系が多かった印象があり、その中でも勝ち上がったドラゴンメイドは凄いなと思うばかりです。

 

 

 

大会を通しての感想

 

 

 

 

今回、大会の中で一つ頭を抱える事案がありました。

 

電脳堺姫ー娘娘 の裁定についてです。

 

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娘娘(にゃんにゃん)

効果モンスター
星3/風属性/サイキック族/攻1500/守1500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地に存在し、自分フィールドにレベル3モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードはチューナーとして扱い、フィールドから離れた場合に除外される。
このターン、自分はレベルまたはランクが3以上のモンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードが除外された場合、このカード以外の除外されている自分のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードをデッキに戻す。

 

 


これまで私は蘇生効果を使用した後は、レベルを持たないリンクモンスターを特殊召喚することはできないと思っており(結論から言うとこれ自体はおそらく正しかったです)、
その中で、幻影 vs ドラゴンメイドの対戦中、娘娘の蘇生効果を使用した後にリンク召喚をしようとした場面があったため、私自ら介入し、できないと伝え、その結果幻影の敗北となりました。

 

ですがその後、幻影を使用していた方がOCG事務局に電話したところ、「リンク召喚できる」と回答されたとのことでした。

対戦自体は既に終了していることもあり、対戦結果を変更することはないとお伝えし、またその方がその対戦で勝っていても負けていても予選順位により決勝トーナメントの進出は変わらないこともお伝えしました。

 

しかし、その後私自ら電話した時と、幻影を使用された方と一緒に電話をした時には、「リンクモンスターを特殊召喚はできない」という回答をいただきました。

 

結果として(おそらく)対戦時のジャッジ自体は間違っていなかったのですが、私の行動としては対戦中にOCG事務局へ確認をとるのが最適ではなかったかと反省しております。
ただ一方で、OCG事務局も必ずしも確実な返答を得られる訳ではないこともあるということがわかる事件でしたので、まずは私自身がよりルールや裁定に関する知見を深めていくこと、そしてジャッジとして常に最適な行動を行うことを心がけていきたいと思います。


また、今回他にも細かなところではありますが、私のルール的指摘をしたことで不利益を被ったプレイヤーもいたかもしれません。
全ての卓にジャッジがつくことができない以上、逆に言えばプレイヤー同士の判断に委ねられているところもあります。
プレイヤーの公平性を重視しつつ、今後も運営を頑張っていきたいと思います。

 

それでは長くなりましたが、今回はここまで。
少し落ち着いたのでkinta channelの動画活動も頑張っていきますので、そちらも応援よろしくお願いします。

あと個人的にはYUDTや他のCSにも参加させていただく予定ですので、そちらも頑張ります。

 

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